普通自動二輪免許を取るには ― ⑤ 卒業検定の流れと注意点

免許

こんにちは。モタです。

最近教習所に通って普通自動二輪免許を取得したので、取得までの流れや気になった点など、いくつかの記事に分けて書いています。

「普通自動二輪免許をとるには」シリーズ

普通自動二輪免許を取るには ― ① 意外と選択肢が少ない?教習所選び

普通自動二輪免許を取るには ― ② 教習開始まで

普通自動二輪免許を取るには ― ③ 第1段階: 基本操作・走行

普通自動二輪免許を取るには ― ④ 第2段階: 応用走行

 

⑤ のこの記事では、卒業検定の流れと、注意点について書いていきます。

普通車の免許を所有していて普通自動二輪の免許を取ろうとすると、50 分 / 回の技能教習を最低限 17 時間分受けて、卒業検定に合格して教習所を卒業する必要があります。その後に免許センターでの手続きを経て免許がとれます。免許センターでは手続きだけなので、教習所の卒業検定が実質免許試験になります。

卒業検定は事前申し込み & できればスケジュール調整が必要

卒業検定は第二段階の効果測定 (見極め後) に、別途申し込みが必要です。

教習所によって違うかもしれませんが、申し込み期限は検定前日か前々日までになっているので、当日飛び込みで受験できないことに注意する必要があります。締切時間も決まっているので、確認しておきましょう。

卒業検定の申し込み時には、「顔写真」も必要でした。モタは卒検のコースを覚えておくので精一杯で顔写真を持参するのを忘れまして、申込みしにまたこないといけないかも?と焦りましたが、教習所に写真撮影ブースがあったのでセーフでした。余計な出費がかかりましたが・・。

そして、卒業検定の当日は、本番まで一度もバイクに触れません。ウォーミングアップしてない状態でいきなり本番です。

コースや細かい注意点、バイクに乗る感覚などは、時間が空くとどうしても忘れがちなので、可能であれば卒業検定の日とバイクの最終乗車日 (= 見極め?) の間はなるべく日が空かないように日程調整するのがおすすめです。

卒業検定前日にバイクに乗って、次の日に検定というのがベストだと思います。

卒業検定当日の流れ

当日の流れはこんな感じでした。

  • 集合
    • コースの発表
    • 走行順の発表
    • ゼッケンの色など
  • 事前説明
    • 走行コースの確認
    • 採点項目の確認
    • 本人確認
  • 卒業検定
  • 合格発表
  • 卒業式

集合

集合時間が決められているので、時間に間に合うように教習所に行きます。

モタは集合時間の 15 分前には着いたのですが、ほとんどの方がプロテクターまでつけて待機している状態でした。ちょっと皆さん早すぎじゃない?と思ったのですが、それもそのはずで、卒検の走行コース (当日までナイショ) がすでにホワイト ボードに掲示されていました。

てっきり説明が始まってから走行コースが発表されるのかと思っていたのですが、結構早くから掲示されていたようです。

掲示内容としては、

  • 走行コース … 練習で走った複数のコースの中から1コース指定されます。
  • 走行順 … 申し込み順?モタは一番最後でした。
  • その他 … 車種ごとのゼッケンなど

とこんな感じでした。

掲示板をよく読んで、集合時間までに身支度を整えておきます。コースの復習をしてる人がほとんどでした。

事前説明

集合時間になると、検定員や教官が出てきて、走行コースや法規、採点項目の確認をしてくれました。

走行やバイク操作の注意点も丁寧に説明してくれたので、検定前の最終チェックという感じでした。練習と勝手が違うところもあると思うので (いつもは通っていいところを通ってダメなど)、しっかり聞いておく必要があります。

全体の説明が終わると車種ごとに導かれて簡単に段取りを説明され、本人確認されました。

卒業検定

コースと課題を順番に走り、検定員がチェックします。人数にもよると思いますが、1人当たり 5 分程度?でこなすので、結構すぐに順番が回ってきます。

100 点満点から減点方式でチェックされ、70 点以上であれば合格です。脱輪やクランクでの縁石への接触は検定中止になります。完走後は検定員の教官からコメントをもらいますが、検定中止の方以外はこの時点では合否は教えてもらえません。

合格発表

採点のため、少々待たされると思います。

モタの教習所ではモニターに合格番号が表示され、合格者は卒業式の部屋へ、不合格だった方は再検定の申し込みに案内されました。

卒業式

卒業証明書がもらえます。免許の申請に使うものですので、記載事項に間違いがないか確認しましょう。

教習所生活はこれで終わりになります。

気になったこと

これはモタの個人的な感想ですが、気になったので書いておきます。

  1. 気温
    卒業検定の時間がいつも教習を受けている時間と異なる方は注意しましょう。いつも午後の陽気の中で教習を受けていたのですが、卒業検定は朝イチで、かなり冷えました。モタはジャンパーを持って行かなかったので、薄い長袖シャツ1枚で震えながらバイクに乗ることになりました。身体が冷えていると思うようにバイクを動かせないので、寒暖の差が大きい季節などは注意しておいた方がいいです。
  2. 解散時間
    朝から検定 → 合格発表 → 卒業式 と続き、結局お昼くらいまでかかりました。検定後に予定を立てる方は大体の目安を確認しておくとよいと思います。
  3. A4 サイズの用紙が入る鞄
    卒業式でもらう証明書は折ったり曲げたりせずに免許センターに提出せねばということで、鞄は A4 サイズの封筒が入るものが安心です。モタは小さい斜め掛け鞄だったので、手に持って家に帰りました。

おわりに

卒業検定当日の流れを書いてみました。これから卒業検定を受ける方の不安が少しでも減ると嬉しいです。

教習所によっていろいろ違う部分もあると思いますので、心配な点があれば確認してくださいね。

ではでは。:|