レンタカーやカー シェアリングが普及していますね。
あまり一般的ではないですが、バイクも気軽にレンタルすることができます。
50㏄ の原付スクーターから大型のネイキッド、オフロードタイプまで、いろいろなタイプのバイクのレンタルが可能で、レンタルの頻度やプランによっては、実際に購入するよりも経済的にいろんなバイクを楽しむことができちゃいます。
今回の記事では、レンタル バイクが気になるけど、実際どんな感じなんだろう?という方に向けて、レンタルの流れや注意点などをご紹介します。
レンタルの流れ
ほとんどレンタカーと同じ要領です。
- バイクに乗る計画を立てる
- インターネットで希望のバイクを探して予約
- 当日店舗に GO
- レンタルしたバイクを楽しむ
- 店舗に返却
詳しく見ていきましょう。
1.バイクに乗る計画を立てる
以下の項目を考えつつ、ツーリングやお出かけの計画を立てます。
・借りたいバイク
・スケジュール(レンタル時間・期間)
・バイクを借りるエリア
予約の際に決まっていないと必要事項が記入できなくなるので、ある程度具体的な方がやりやすいですが、希望のエリアの店舗に借りたいバイクがないこともありますし、店舗の営業時間なども影響してくるので、「半日くらいで気軽に群馬県の観光サイトや景色を楽しむツーリングがしたいから 125㏄ の AT 車を借りたい」とか、「がっつり一週間かけて北海道ツーリングにいきたいから 400㏄ 以上のネイキッドタイプを借りたい」という感じで OK です。
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2.インターネットで希望のエリアの店舗とバイクを探して予約
バイクに乗る計画をたてたら、レンタル バイク業者のサイトでバイクを検索します。
※ ちなみに、おすすめの理由は別記事で書きますが、全国展開している業者では「レンタル819」 や 「モトオーク」 がおすすめです。
Web サイトでエリアやバイクの排気量などからレンタル バイクを絞り込むことができます。希望のバイクに空きがあれば仮予約ということで申し込みします。
店舗によって貸し出し可能なバイクが異なるため、希望のバイクがあったと思ったら結構遠い店舗だった、ということもあるので注意しましょう。
Web 予約の際に、ヘルメットやグローブなどのレンタルの有無、補償プランなども一緒に申し込みます。
申し込み後、メールか電話かで予約確定や確認の連絡がきます。この時点で予約は完了となります。
ちなみに、予約の際に金額はわかりますが、支払いについては予約時にWe決済が可能な場合、当日店舗で出発前に支払いの場合、返却時に精算の場合、という感じで店舗によって違いがあるようなので、申込時に確認しておきましょう。
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3.当日店舗へ GO
予約が確定したら、当日バイク屋さんに GO。受付で予約内容を確認して契約ということになります。免許証を忘れずに。笑
車体や免許の確認、補償制度の説明などがあるので、予約した時間よりも少し早めにいきます。
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4.レンタルしたバイクを楽しむ
事故に気を付けて安全運転でバイクを楽しみます。
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5.店舗に返却
返却時間に遅れないように店舗に返却します。ガソリンは満タン返しが基本です。
車体の傷や忘れ物がないかなどを確認して、問題なければ契約終了となります。
レンタルの基本的な流れは車と一緒なので、あまり困ることはないと思います。補償制度についても、大きめのレンタル バイク業者だと、Web サイトでわかりやすく説明されているので、よく読めば難しいことはありません。
レンタル バイクの注意点
バイクをレンタルする際の注意点をまとめておきます。
- 乗り捨てはできない場合が多い
基本的に乗り捨ては難しいと思っておきましょう。レンタカーとは違って、個人経営のバイク屋さんがレンタル バイク業者と契約 → レンタル バイクとして登録されていることが多いです。バイクのメンテナンス等もレンタル店舗が行うため、返却は基本的に借りた店舗となります。
- 人気の車種は数か月先の予約になることも
発売されたばかりのバイクや、人気の車種になると、毎週末予約で埋まっていることも珍しくありません。キャンセル待ちや空き待ちで数か月先になってしまうこともあります。
- 早朝や深夜の行動は難しい
バイクのレンタル開始時間と終了時間は、店舗の営業時間によります。そのため、朝 10 時から 19 時までなど、行動に時間的な制約はでてきてしまいます。早朝に出発したい場合、前日の夕方から借りることもできますが、その分レンタル料金がかかってしまう場合もあります。
- 店舗の定休日もチェック
定休日は貸し出しも返却も基本的にできません。ツーリングやお出かけのスケジュールと相談する必要があります。
- 立ちごけの傷も修理費が必要な場合がある
立ちごけしてしまった場合の傷の修理費が補償プランに入っていない場合が多いです。特に免許取りたての方や、普段のっているバイクとは違うサイズのものを借りる予定の方は気を付けてください。立ちごけで数万円も修理にかかってしまうこともあります。レンタルバイク業者によっては、立ちごけ補償をしてくれるプランも用意されているので、確認しておくといいです。
- レンタルする店舗までのアクセスが良くないことも
駅から遠いバイク屋さんの場合、バスやタクシーを使って店舗まで行く必要があるかもしれません。希望のエリアのバイク屋さんでも、別のエリアのバイク屋さんの方がアクセスが良かったりする場合もあります。予約する際にはアクセスをしっかり確認して、交通手段を確保しておきましょう。
- バイクで向かう場合は駐車の可否も確認
店舗までの交通手段として、所有している車やバイクを使う場合は、レンタル中駐車可能かどうか確認しておきましょう。バイク店舗に止められなければ、近くのパーキングなどを紹介してもらいます。
- 天候要因の前日キャンセルは無料な場合も多い
これは良心的な制度です。例えば、数か月前から予約していたツーリングの日が雨かもしれないが、予報が不安定で決行するかどうか微妙な場合、前日キャンセルになってしまってもキャンセル料が無料なところも多いです。もちろんかかるところもあるので確認が必要です。
- 万が一事故が発生した場合
負傷者の救護、警察への連絡に加えて、レンタル先にも連絡が必要です。事故発生時点で連絡しないと補償外となってしまうこともあるので注意しましょう。
レンタル バイクに乗る際の持ち物
レンタルバイクは、自分好みにカスタマイズしていない&バイクに普段から積んでる前提の準備物がないため、多少持ち物が増えます。ただ、あまり持ち物が多くてもバイクを楽しめないので、最小限のものを書き出してみました。
- ナビ
標準装備されていないので(笑)、心配な方はすぐに取り出せるポケットやカバンにスマホをいれておくか、腕に取り付けられるランニング用のケースなどを使うといいと思います。
- 雨具・防寒具
バイクの場合、急な天候変化や気温変化への対策が必要です。レンタルバイクにリアケースが付いている場合はほとんどないので、収納スペースがないバイクの場合は、リュックサックなどにコンパクトに収納できるものを選ぶ必要があります。
- ヘルメット
レンタルバイク屋さんでレンタルできることもありますが、自分のものがある場合は持参すると代金をリーズナブルに抑えることができます。
持ち運びに関しては「モンベルの U.L.MONO バッグがバイクのヘルメットの持ち運びにぴったりだった話 (徒歩の場合)」の記事を参考にしてください。
- グローブ
こちらもレンタルできる場合もありますが、自分のものがあるならそれを使うとよいと思います。
- 靴
レンタルはしていない場合がほとんどです。AT車の場合はあまり普通の靴で大丈夫ですが、MT車の場合はギアチェンジの妨げにならないようなシューズも必要です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。なんとなくレンタルバイクの利用の流れや注意点が伝われば幸いです。
今度はレンタルバイクのメリットとデメリットについて書こうかなと思います。
ではではー。