125 ㏄ のバイク購入時に必要なものと諸経費の節約方法

バイク

こんにちは。

今日の記事では、125 cc のバイクの購入時に必要なものと、車両以外にかかる諸経費と節約方法についてまとめます。店舗での新車購入を前提にしていますので、購入の段取りが不安な方の参考になれば幸いです。

※ネット通販や中古バイクを購入予定の方はもしかすると違う部分があるかもしれないので、気を付けてくださいね。

バイクの納車までの一般的な流れ

  1. バイクの検討
  2. 代金の見積もり
  3. 契約、支払い
  4. 車両整備
  5. 納車・引き渡し

実は、初めてバイクを購入したときに知ったことなのですが、契約・購入当日にバイクに乗って帰ることはできません。。

契約後に保険やナンバーの登録などの事務作業や車両の整備、カスタムする場合はパーツの取り付け作業等が発生するためです。特にオプションパーツの取り付けもなく、在庫のあるバイクであれば納車まで 1、2 週間くらいでしょうか。バイクに乗りたいタイミングが決まっている場合は、念のため納車日についてバイク屋さんに相談してみるといいと思います。

購入時に必ず必要なもの

さて、上の1、2が終わり、納得していよいよ契約するぞ!という時には、125 ㏄ の場合、以下の 4 点が必要になります

  • 身分証明書 (免許証やパスポート)
  • 印鑑 (シャチハタ以外)
  • 購入資金 (現金払いの場合)
  • 未成年の場合は親の同意書

このうち、購入資金については、車両価格の他に、自賠責保険や登録手数料、販売証明書代、防犯登録費用、追加パーツ・整備料、店によってはロードサービスや盗難保険など独自のサービス料などが追加されて意外と高くなってしまうことがあります。笑

それぞれの節約方法については次の項目で紹介しますが、現金でその場で買うぞ!という方は余裕をもって準備していきましょう。また、未成年の場合、購入するのには親の同意書が必要になりますのでご注意ください。

購入時にかかる諸経費と節約方法

ところで、購入費用ですが、車両価格の他に、自賠責保険や登録手数料、販売証明書代、追加パーツ・整備料、ロードサービスや盗難保険など店独自のサービス料が必要になります。代表的な諸経費の説明と、節約方法をまとめておきます。

車両費用

言わずもがな、バイクの車両価格ですね。新車でいきなり値引き交渉はちょっとどうかと思いますが、店によって車両価格が違ったり、免許取得中の方向けのキャンペーンでキャッシュバックなどがありますので、近くにあるバイク屋さんをいくつか回ってみて、場合によっては控えめに交渉してみるのもありだと思います。

自賠責保険

原付バイクを含むすべての自動車に加入が義務付けられている保険です。無保険のまま運転することは違法ですので、必ず加入して、忘れずに更新する必要があります。更新を忘れてそのまま運転してしまうと、たとえ事故を起こしていなくても、1 年以下の懲役 or 50 万円以下の罰金、違反点数 6 点で、その時点で免許停止処分 (30日~) になるので注意が必要です。

さて、肝心の保険料ですが、排気量と加入する年数によって異なります。125 cc 以下の原付の場合、以下のようになっています。

契約期間 (月) 保険料 1 年あたりの保険料
12 7,500 円 7,500 円
24 9,950 円 4,975 円
36 12,340 円 4,113 円
48 14,690 円 3,673 円
60 16,990 円 3,398 円

※詳細は国交省の HP を参照ください (https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/04relief/jibai/policyholder.html)

上の表のとおり、契約期間が長いほど (最大 5 年)、年間あたりの保険料が安くなります。

例えば、5 年間、毎年 1 年契約として更新していくとすると、7,500 円 * 5 = 37,500 円 の保険料になりますね。5 年間一括契約する場合、20,510 円も節約できるので、特に事情がないなら 5 年契約にすることで維持費を節約できます。

そんなに長い間乗らないよ、という方も、途中で解約したい場合、解約手続きを行えば、解約返戻金として残りの期間に相当する保険料が戻ってきます。手数料以外は戻ってくるので、5 年で契約することをおすすめします。

登録手数料

バイクの登録をする (ナンバー プレートを発行してもらう) 作業をバイク屋さんに代行してもらう際に発生する手数料です。125 ㏄ までのオートバイの登録や名義変更、廃車手続きは、市区町村へ行います。バイク屋さんによって異なるようですが、登録手数料としてはおおよそ 5,000 円 ~ 1 万円程度かと思います。

この登録を自分で行うことで、手数料を 0 円にできます。必要な書類を持参して市区町村へ申請すれば、ナンバー プレートはその場ですぐに発行してもらえます。平日の昼間に時間があって、少しでも節約したい!という場合、自分でやっても構わないかバイク屋さんに聞いてみましょう。

心配な方のために、登録の大まかな手順を紹介します。

  1. 購入時に発行される「販売証明書」をもらう
  2. 販売証明書を持って市役所や町役場の担当課へ出向き、「125 ㏄ のバイクの登録をお願いします」
  3. 書類に必要事項 (所有者の住所やバイク置き場の住所) を記入し、押印
    ※身分証も必要です
  4. ナンバー プレートをもらう (基本的に無料だと思いますが、自治体のオリジナル ナンバーなどを希望する場合はわかりません)
  5. バイク屋さんへナンバー プレートを持参し、取り付けてもらう

販売証明書代

新車でバイクを購入すると、登録に必要な証明書をもらえます。誰が、どのバイクを、誰に、いつ販売したのかということが分かるようにするための書類ですね。ただ、125 cc までのバイクについては、決まった書式はないようです。バイク屋さんによって異なりますが、金額的には 5,000 円程度でしょうか。必要なものなので、節約は難しかと思います。

追加パーツ・整備費用

追加パーツや車両の整備代金ですね。まとめて購入・整備する場合など、場合によっては工賃やパーツをサービスしてくれるバイク屋さんもあるようですが、確実に節約するなら、パーツの入手や取り付けを自分でやる、ということになるかと思います。ただ、ここは自分のバイクの知識や経験と相談ですね。私のようなバイクの知識がない方は、基本的にすべてお任せするのが安心かもしれません。

ロード サービスや盗難保険など独自のサービス料

レッドバロンのような大手販売店や、各種メーカーでは、独自のロードサービスや盗難・いたずら保険サービスを用意しています。こういったサービスを利用する場合は加入料がかかってきます。費用は結構幅があるようなので、確認が必要です。もしもの時に頼れる人がいるとか、遠出はしないとか、しっかりしたガレージ保管が主でいたずらの心配はほぼないといった場合は必要ないかもしれません。ただ、キャンペーンもよく実施されているようなので、タイミングを見てみるのもありかもしれません。

その他: 軽自動車税

購入時に発生する費用ではないのですが、税金についても紹介しておきたいと思います。軽自動車税は、毎年 4 月 1 日時点で届出がされている自動車を対象に課される税金です。

125 cc の場合は、2,400 円かかります。支払いについては、バイクを登録した住所に、5月ころに納付書が送られてくるようになっています。その年の 4 月から翌年 3 月分までを前納する仕組みで、年度の途中でバイクを取得した場合などは、翌年度から支払います。年度の途中で廃車にした場合は、翌年度から課税されなくなりますが、月割による還付はありません。

原付の場合、車検はありませんが、税金はしっかり課税されますので (笑)、忘れずに払うようにしましょう。

その他

意外と忘れがちですが、これからバイクに乗り始める方は、ヘルメットやグローブ、シューズ、ウェアなどのライディング用品の費用を残しておくことを忘れずに・・・笑

かっこよくて安全性の高いいものって値段も高いんですよね・・。

まとめ

いかがでしたでしょうか?バイクを買おうと思ったら準備不足で出直し・・とか、もっと安く購入できたのに・・となるとせっかくのテンションが下がってしまうと思います。

しっかり準備して、節約できるところは節約して、スムーズにバイクを購入できるといいですね。

ではではー。